絶対強い

PRZ01



















ゲンシカイオーガが強そうだと思ったので、
偉大なる先駆者になって崇め奉られる為に早いうちに文章にしてしまおうと思います。


HP攻撃防御特攻特防素早
カイオーガ1001009015014090
ゲンシカイオーガ1001509018016090

ゲンシカイキ前後の種族値です。
特攻が30、特防が20と順当に強化されてるのに対し、なんと必要もなさそうな攻撃が50も上昇しています。
グラードンの場合サブウェポンとして炎の特殊技を採用する事も珍しくなく、特攻が上がるのは純粋に嬉しいのですが、
カイオーガは元来物理技とは無縁の道を歩んで来たポケモンなので、
一見この150もある攻撃力は全くの無駄に思えます。

しかしこの攻撃種族値150は、性格冷静でアクアテールを採用する事で価値を見出す事ができます。
アクアテールを採用するメリットとしては、
・特殊一本では突破不可能だったゼルネアスがHP振りの場合雨アクアテールで高乱数2発(96.1%)になる
・特化してもダブル補正込み雨根源の波動で高乱数1発(75%)止まりであったHP振りホウオウを確1で仕留める事が可能
・根源の波動の命中率が85であるのに対し、アクアテールの命中率は90なので、とどめ技として優秀
等が挙げられ、特にゼルネアスを高確率で突破できる点は非常に大きく、これだけでも採用する価値があると言えます。
上記のダメージ計算は全て攻撃無振りであり、努力値も圧迫しません。

ちなみに特化したゲンシグラードンのダブル補正込み断崖の剣では高乱数2発(91%)止まりと、 
雨前提ではあるものの対ゼルネアスの安定性はゲンシグラードンよりも高いのです。
断崖の剣の命中率は85、アクアテールは90である点も見逃せません。
ただしゼルネアスが雷を搭載していた場合、HP振りゲンシカイオーガは乱数1発(37.5%)で倒されてしまいますが、
現状本来カモでしかないゲンシカイオーガを意識して雷を搭載するゼルネアスは皆無に等しいでしょう。


以上の点を評価し、性格冷静でアクアテールを採用する場合の配分案も記しておきます。

H252 B140 C118 実値 207-153-128-236-180-95
素早さは一応個体値0の場合ですが、ぶっちゃけ適当でいいです。
ゲンシグラードンとの天候争奪戦やトリル下での行動速度を考慮すると低いに越したことはないのですが、
ゲンシグラードンは天候に関わらず隣に眼鏡ディアルガを置く事でどうにでも出来てしまうし、
伝説戦でのトリル使い筆頭であるディアルガには先制できた所で絶対に勝てないので、あまり気にする必要はありません

物理耐久
-特化メガレックウザの珠ガリョウテンセイを高乱数耐え(93.7%)
-特化メガレックウザの珠神速を2耐え
-特化アルセウスの珠神速を2耐え =2段階上がった特化アルセウスの珠神速耐え

特殊耐久
-特化ディアルガの眼鏡時の咆哮耐え
-特化ゼルネアスの二段階上がった雷中乱数耐え(62.5%)

ご覧のように、並大抵の攻撃では一撃死しない耐久力を持っています。
水タイプとはいえ後出し性能は高いとは言えないので、先発での使用が望ましいでしょうか。

特殊火力
-HP振りアルセウスをダブル補正込み雨根源の波動で確2
-HP4振りダークライをダブル補正込み雨根源の波動で確1
-HP振りホウオウをダブル補正込み雨根源の波動で
乱数1発(31.3%) HP4振りホウオウを確1

等倍ならば大抵のポケモンがダブル補正込み雨根源の波動で確2になります。

物理火力
-HP振りゼルネアスを雨アクアテールで
乱数2発(96.1%)
-HP振りホウオウを雨アクアテールで確1

ダブル補正雨根源の波動と雨アクアテールではダメージにして24しか差がないので、相手にもよりますが十分とどめ技になり得るでしょう。 

大抵のポケモンを根源の波動で確2に持ち込める火力を持っているので、
隣のポケモンと合わせて相手にかなりの圧力をかける事が出来ます。
ゲンシグラードンやメガレックウザに後出しされると動きづらくなる為、それらに強い眼鏡ディアルガが相方としてオススメ。

技構成は根源の波動、アクアテール、守るが確定として、あと一枠は冷凍ビームか雷の選択。
雷は雨下必中かつゲンシオーガミラーに強く、冷凍ビームはメガレックウザに刺さります。
(乱気流下ではガリョウテンセイ後でないと倒せませんが)
自分の場合はメガレックウザへの打点を優先し、冷凍ビームを採用。